麻良多神社 参拝記録 (天地悠久さん)
創建は「加佐郡誌」によると、「清和天皇 貞観五年(863年)丸田の沼に異光を放つこと夜々絶へなかつた 村人明神と称へて尊敬した 同八年男山八幡神社の玉串を拝請して鎮座し奉つたと伝へられている」とされています。「丸田の沼」は社前にある沼。別称「明神の池」。男山八幡神社とは與謝郡の「男山」に鎮座する板列八幡神社のこと。当社の神名帳(927年)記載社名は「麻良多神社」。その当時に八幡神を祀っていたとは考えられず、やはり麻良多神であったと思われます。伝承は後の時代のものか、或いは混乱したものか。麻良多神とはおそらく天津麻良神。天目一箇神と同神と考えられ鍛治神。当地で鍛治製鉄が行われ、原初はこの神を祀っていたものと考えています。
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