畠田神社 参拝記録 (天地悠久さん)
創建由緒等は由来の項にて。
「日本遺産 祈る皇女斎王のみやこ 斎宮」は、「神嘗祭に初穂の稲束を伊勢神宮の内玉垣に掛け、国の永遠の反映を祈る懸税(カケチカラ)行事の発祥の地」。これは倭姫命が伊勢神宮を定めた翌年、鳥が大きな声で鳴くので大幡主命らを遣わし調べたところ、志摩国伊雜の葦原の中に根元は一本ながら千本の穂が実る稀有な稲があり、白い真名鶴が飛んでいたので伊佐波登美神に抜かせて神宮の御前に掛けさせたというもの(伊雜宮の創建説話でも)。 さらに翌年には皇太神宮の北方から真名鶴が飛んで来て日夜鳴いているので調べると、「佐佐牟江宮」 前の葦原に根元一本で穂が八百の穂が実る稲を咥えて鳴いていたので、天照皇大神の御前に掛け、その地に八握穂社を造らせたとあります(以上「倭姫命世記」より)。この八握穂社が後に根倉神社と改称され当社に合祀されています。
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