北牟婁郡紀北町の南端近く、｢銚子川｣河口近くの畔に鎮座する小さな社。創建由緒等は不明ながら、｢銚子川｣の守護神であるとのこと。長い歴史の上では幾度となく地震津波の災害に遭っている地。また直前で川が屈曲しているため洪水も頻繁に起こったようにも思われます。そのような時に祀られた社なのかもしれません。背後は露出岩盤であり、洞も見受けられます。そこを神の宿る場所として捉えたのでしょうか。

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