日撫神社 参拝記録 (天地悠久さん)
由来の項には、「神祇志料」を引き「後漢霊帝4世の孫阿知使主の族也…」としていますが、この説は論外。当社はやはり息長氏が奉斎した社であり、霊峰「伊吹山」を崇めつつ、社殿の建つ「日撫山」を御神体山とし、また「神奈備山」としていた社。「日撫山」には中腹に1ヶ所、山頂に2ヶ所の磐座が座します。当地一帯には息長古墳群が形成され、息長氏の墳墓とされています。東方の山津照神社境内には息長宿禰王のものとされる、山津照神社古墳が築かれています。
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参拝日:2021年3月12日 12:00