伊波多岐神社 参拝記録 (天地悠久さん)
霊峰「己高山(こだかみやま)」の中腹、標高300mほどの山中に鎮座。創建由緒は社伝によると、「吾は保食神である。吾を祀れば白熊を使いとして当地の悪獣・毒蛇をのぞき、当地を開拓することを扶けむ」と村人に神のお告げがあり、神霊を祀ったのが始まりとされているようです。奇しくも白熊の顕現があり開拓ができたと。郷名は「神使熊山」。社名から察するに、原始は岩や瀧を拝する自然信仰の社ではなかったかと。開拓は獣害などで困難を極め、度々見かける白熊が神使とみなされ悪獣を追い払ってくれるという信仰に変わっていたのではないかと想像されます。
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参拝日:2021年3月23日 12:00