春日神社 (葛城市兵家) 参拝記録 (天地悠久さん)
「岩橋山」東麓、「兵家(ひょうげ)」集落を東に見下ろす丘陵上に鎮座。天児屋根命を祀るご本殿の左(向かって右)に末社春日若宮神社、さらにその左に末社菅原神社が鎮座。ご本殿と菅原神社の両社への割拝殿に。これは大正時代の改装時に。創建由緒等は不明。石灯籠に「天満宮 明和二酉乙歳 (1765年)九月吉日」とあり、これが最も古いもの。天満宮は菅原神社のこと。昭和二十一年の神社本庁への届出書に「大正四年十一月ニ時ノ都合ニヨリ大字岩橋兵家方字南畑一〇二九番地ニアリシ元春日社トノ合併決議サレ、大正六年二月一日許可」とあるようです。これは「岩橋山」中腹、西方600~700mほどに鎮座する春日神社のこと。現在は社殿倒壊、「春日神社遥拝所」と刻まれる石碑が建つのみのようです。続けて「然ルニ当境内地ハ民有地ナルニ依ツテコノ境内地ヲソノママ合併後元春日神社ノ境内地ノ飛地ノ如クナリ今日ニ及ブ」と。つまりこちらの春日神社が、当地の同じ春日神社へと遷座合併されたようです。
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