佐保姫神社・桜七所明神社 参拝記録 (天地悠久さん)
(年末のSDカード紛失により写真消失、写真は自身ブログよりダウンロード)
悲劇の皇后、「狹穗姫(狭穂姫)」を祀る社。社名は「佐保姫」となっているものの、佐保姫とは別神。狹穗姫とは垂仁天皇皇后。実兄である狹穗彦と禁断の愛に目覚め、垂仁天皇殺害を企てるも露呈、「黒髪山」に自身の髪を埋め自害するという物語が記に描かれています。原初は「多聞山」に鎮座していたとのこと。「奈良曝」という貞享四年(1687年)の書には、「佐保姫神社 西包永町北側西外れ藪の内にあり 此の神 本は眉間寺山の傍らに坐しまして大社なりしを 松永弾正多聞の城をかまへける時此のミヤを打破り棄てしを 町人かく祀ひきぬ」とあります。
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