創建由緒等に関してはまったく分かっていないようです。ご祭神は｢国狭土命｣。書紀 本書と一書第一、一書第四の一には國常立尊の後に生まれたのが｢國狹槌尊｣。一第二には可美葦芽彦舅尊の次に國常立尊、その次に生まれたのが｢國狹槌尊｣。一方古事記には大山津見神の御子に｢天之狭土神｣と｢国之狭土神｣が記されます。紀の｢國狹槌尊｣と記の｢国之狭土神｣は記述を見る限り、同神とみるのは難しいかと。そして当社の｢国狭土命｣はどちらなのか不明。また八王子神が祀られていないのも不可解。神代七代の神であり事績は無し。｢サ｣は神稲のことかと。つまり稲作を行う土壌の神といったところでしょうか。境内は荒れ気味。近い将来に滅び行く社となるのかも。

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