旧｢阪手村｣、現在の｢阪手｣の集落内に鎮座。須佐男命を祀る八坂神社に、千代神社が合祀。式内社 千代神社は平安初期(おそらく時期は間違っている)に、近くを流れる初瀬川の洪水により社殿が流失。論社は計3社(春日神社、森市神社、当社)。流失した社殿がたどり着いたところが川下の現在の森市神社の辺り、まずここで祀るようになりました。後の時代に元の鎮座地でも祀ることにしたのが、春日神社の境内。ところが、森市神社の運営に協力していた村の当社にも合祀されるようになりました。時期は神名帳編纂以降、つまり927年以降のことと。千代神社のご祭神は八千千姫。天棚機姫神と同神(古語拾遺)または孫神(倭姫命世記)とされる神。いずれも神衣を織った姫神です。

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