應感神社 参拝記録 (天地悠久さん)
伊賀市西部の農村「法花(ほっけ)」に鎮座、背後の霊峰「竜王山」を御神体とする社かと思われます。「竜王山」には夥しい磐座群が座します。磐座の宝庫である山添村から6~7kmと、そう遠くはない地であることから、一連のものとして捉えることも可能かと考えています。創建由緒については不明。「日本三大実録」には貞観五年(863年)に應感之神に対して神階授与の記述があることから、それ以前の鎮座と分かります。どうやら建御名方神を祀る諏訪社を奉斎した氏族と、宇迦之御魂神を奉斎した氏族とが当地に入植。共同神として互いの祖であるスサノオ神、つまり應感之神として祀られたようです。いつの頃にどのような経緯でどんな氏族が入植したのか不明。
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