伊太祁曾をから北方約2km、奥宮として鎮座。当地が伊太祁曾神社であったという伝承はありません。両社は奥宮・里宮の関係ではなく、根来寺との関係から設けられたとされています。五十猛神は当地で｢太陽神｣と｢武神｣の両方の顔を持つ神として崇められていたと考えます。それが元々の鎮座地である日前・國懸神宮に残像として残されているのではないでしょうか。また丹生都比賣神との関係も気になる神社です。なお10月15日の例祭には伊太祁曾神社を出立した神輿がここまで来ます。

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