かつて境界を裁定する官掌者であったとされる、坂合部氏が拠点としていた旧｢坂合部村｣の南端、｢阪合部新田町｣に鎮座する社。深い山々が連なる頂の一つ、標高は450m程度。創建由緒等に関する資料は見当たらず不明。麓の5～6km北方に同名社が鎮座します。こちらは｢旧坂合部村｣の氏神であったとされ、落杣神社の方は式内社 落杣神社の比定社。どちらかが分祀勧請されたということか、大山祇神を祀ることからあるいは里宮・奥宮の位置付けだったのでしょうか。御霊神社は嘉禎四年(1238年)に本宮から分霊された22社の一。

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