八幡神社 (大和郡山市杉町) 参拝記録 (天地悠久さん)
創建由緒等は不詳。承応二年(1653年)、「杉村」は「佐保川」の洪水により水没。村全体を西方400mほどに移転という情報も。その時池を造り、その掘った土を埋めて造られたのが現在の集落の土台になっているとのこと。現在の「杉町」の北西に、池のみ飛び地となっている所がみられ、これが移転後に造られた池なのでしょうか。当社は杉神社とも。これは大和国唯一の戦国大名となった筒井氏一族の土豪であり、当地を拠点とした杉氏に関わるものと思います。そして守護神として八幡神が祀られたのではないかと。かつての筒井城は、現在の筒井駅より北東400~500mまで広がっていたと考えられており、当地の南すぐまでだったということに。筒井氏が台頭してきた室町時代から全盛期の戦国時代の間の創建ではなかろうかという想像も。現在の境内は平成二十三年に改装されたもの。鬱蒼とした樹叢はすべて刈られました。
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