井光神社 奥宮 (神武天皇御跡井光井蹟) 参拝記録 (天地悠久さん)
神武東征の砌、出会ったとされる井光の伝承地「井光(いかり)」。当史跡はまさにその出会った場所という伝承地。標高は800mほどの高所。544坪もあるという広大な井光神社の神域、当地は奥宮とされています。菟田にまで進軍した皇軍は、吉野の地を見てみたいとまた引き返します。記の記述は「尾生ひたる人井より出で来たりき その井に光ありき ここに汝は誰ぞと問ひたまへば 吾は国津神 名は井氷鹿と謂ふと答へ白しき こは吉野首(ヨシノノオビト)の祖なり」と。記では「井氷鹿(イヒカ)」、紀では「井光(イヒカ)」と表記。 地元伝承では「井氷鹿は神武天皇を案内して、土地神谷を過ぎて休石に腰をかけた後、御船山の尾根にある拝殿で波々迦の木を燃やし鹿の骨をもって卦(け)を立てて占い、御船の滝巖上に宮柱を立て天乃羽羽矢を納め、進軍の勝利を祈願したといわれています」と。弥生時代の伝承がこうもはっきりと残っていることに驚きを隠せません。
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