式内大社 岡田国神社の論社。｢山城相楽郡誌｣では岡田国神社は当地にあったとしています。論社でありながら、比定された現在の岡田国神社よりもこちらの方が有力。木津川の畔にあり何度も洪水で流されたため勝手神社の境内を拡張、さらに境内社であった春日神社に岡田国神社を合祀したとしています。そして岡田国神社仮借(いそろ)と称していたとか。また恭仁京は対岸にあったとする説が有力で、このことからも当社が式内社であったといえそう。ちなみに｢国｣は｢恭仁｣を由来とすると思われます。

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