桜木神社 参拝記録 (天地悠久さん)

桜木神社の参拝記録(天地悠久さん)
「吉野川」を挟み「宮瀧遺跡」の対岸方向に流れる支流、「喜佐谷川(きさだにかわ)」沿いに鎮座。かつて「象の小川(きさのおがわ)」として、万葉歌にも歌われた名所で古代からの霊地。「象山(きさやま)」の中腹を通過、山容はとても美しく神奈備山であったのだろうと。「宮瀧遺跡」は縄文時代からの遺跡、この「象山」が聖なる山だったと。斉明天皇や天武天皇から聖武天皇に至るまで、足しげく行幸した「吉野宮」がこの遺跡の上に。「象山」がもっとも美しく望める地。持統天皇は吉野に31回もの行幸。亡き夫の天武天皇を偲び、離宮や「象の小川」で思いを馳せたかと。創建時期は不明。大海人皇子が吉野に身を潜めた際、大友皇子に攻め込まれ、桜の根元に隠れて難を逃れたとされます。創祀はこの時かと。天武天皇が我が身を救った桜の木を「桜木明神」と称して祀ったものと考えます。天武天皇崩御後に創建されたと社伝ではしていますが、おそらく延喜年間以降かと。式内社に列記されていないため。

おすすめ度:
参拝日:2020年5月13日 12:00

コメント一覧

*

通報

※「迷惑情報」を発見された方は、通報するを押してください。

神社・お寺検索

初めてご利用の方は、使い方をお読みください。
*は必須です
 
 
*
*

 
 
※「神社・お寺両方」を選ぶと、一度に全て検索ができ大変便利です。プレミアム会員限定の機能となります。登録はこちら
※「記録を色分け」を選ぶと、参拝や御朱印の記録が地図上で色分け表示されます。(検索に時間がかかります。ログインが必要です。)