姫石明神 参拝記録 (天地悠久さん)
倭姫命ゆかりの社。「御杖村(みつえむら)」の「神末(こうずえ)」山中に座す磐座を御神体としています。垂仁天皇皇女 倭姫命は命を受け、天照大神の御魂が鎮まる地を求め諸国巡行後に伊勢の地に決まりますが、当社はその巡行途中の一つ。伝承によると、「御杖村」にて一泊、ここで古い杖を新しい杖に取り替えたが杖を忘れたと勘違いされ、これが「みつえむら」や「こうずえ(「神の杖」が「神末」に転訛)」の地名由来となったとされます。御神体である磐座は陰石。女性がかがんだ格好で性器が剥き出しになっている様の形状。またそこに岩清水が沸き出しているという様子。俗に倭姫命は婦人病の治癒を祈願したなどという、頓珍漢も甚だしい陳腐な後世の付会がなされており、婦人病に功験があるなどとも。
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