須代神社 参拝記録 (天地悠久さん)

須代神社の参拝記録(天地悠久さん)
「野田川」流域に広がる「加悦谷」の北部「明石」に鎮座する社。ここは「丹後王国」の前段階の中心地。東側、南側に国内第2・3位の規模の「方形貼石墓」(30m超)、また古墳時代前期後半の蛭子山古墳は日本海三番目の規模。神奈備山「大江山」の北西裾でもあり、また当社神域において銅鐸が出土しています。「須代銅鐸」の概要については案内板を撮影した下部写真にて。出土地は社殿の東80mほどの辺り、御神体山と思われる背後の裏山で発見されています。この場所は花崗岩巨岩が露出しているらしく、祭祀対象であったのかもしれません。この銅鐸出土地をおそらく含むであろう「須代遺跡」が発見されています。三棟の縦穴式住居の他、大溝で囲われた環濠集落。当社はその遺跡内であろうとされ、祭祀場跡から神社へと変遷したと考えることも可能かと思います。また上述の方形貼石墓一基、蛭子山古墳の他に総数100基近くの古墳が密集する「日吉ヶ丘遺跡」は当社より南方500m程度。どうやら「日吉ヶ丘遺跡」から「須代遺跡」へ移住したようです。(長くなるので続きは次回参拝時に)

おすすめ度:
参拝日:2020年6月22日 12:00

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