大森神社 参拝記録 (天地悠久さん)
創建由緒については、建宝元年(1213年)に地元の民 南太夫という者が春日大社に詣でた際に、下賜された鏡を祀ったものと。原初は天兒屋根命。承応元年(1653年)には洪水により社殿流失、川下の現社地にて再興されたと。氏子地域を考えると、遡っても200mほど上流辺りまででしょうか。明治には育生町「長井」のさらに西隣の高瀬神社(應神天皇)、さらに上流の丹倉神社(祭神不肖)、境内社の稲荷社二社(倉稲魂命)を合祀したと伝わります。うち丹倉神社は現在も奉斎が続けられています。「どぶろく祭」については鎌倉時代からおよそ800年続くとしていることから、創建時に端を発するものでしょうか。原料となる米の収穫祭であるとも言われますが、11月末に行われていることから、収穫を含めた「どぶろく(濁酒)」の醸造奉納の祭事かと思います。過疎地集落ながら祭は大いに賑わっているようです。
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