｢東富貴｣｢西富貴｣両地区ともに丹生神社が鎮座。当社は集落内に鎮座します。創建は文明十年(1478年)と伝わります。｢高野の生き神｣｢丹生大明神告門｣といった書には、その年に丹生都比売神社から勧請されたとあるようです。ところがこれらは｢東富貴｣の当社を指しているのか、或いは｢西富貴の丹生神社｣のことを指しているのか分かりません。かつては村に一社の丹生神社が鎮座、村が東と西に分かれる際に、どちらかが分祀されたのではないかと。地形や鎮座地からの印象では、｢西富貴｣からのように見受けられるのですが。

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