多賀大社 参拝記録 (天地悠久さん)
創建時期は不詳。当社側は「神代の昔、国生みの大業を終えられた伊邪那岐大神は高天の原からこの峠(杉坂峠)に天降られ」としています。この「杉坂峠」というのは当社東6kmほど、標高600mほどの山中。現在の多賀町「栗栖」や「杉」の辺り。そこには「三本杉」という当社御神木があるとのこと。「(この峠に天降られ)休息をなさった時に、土地の老人が粟の飯を献上した。大神はご機嫌麗しくお召し上がりになり、食後その杉箸を地面に刺したところ、その杉箸が根付き…」と。その後峠を下り着いた「芹川」で行宮を営んだとされ、これが現在の調宮神社。当社御旅所にもなっており御輿渡御があり、また当社奥宮または元宮とも。この時伊邪那岐大神は「くるし(苦し)」と言ったとされ、それが転じて「栗栖」になったと。そして終に伊邪那岐大神は当地に。「日之少宮(ひのわかみや)」とも称されているとしています。
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