領有神 参拝記録 (天地悠久さん)
志摩国一ノ宮 伊射波神社が頂に鎮座する「加布良古崎(かぶらこさき)」のさらに先、岬の突端、山中に鎮座。創建由緒等は不明。「領有神」というからには地主神だったのでしょうか。「うしはくがみ」という読みには何らかの意味があるのでしょうがこちらも資料が見当たらず不明。社殿は無く、鳥居と綺麗な山の形をした磐座が一体のみ。御神体と思われます。海上の守護神として奉斎が続けられているようです。すぐ側には近年「奇跡の窓」と称されるようになった場所があります。ここだけ木々が取り払われぽっかりと窓が開いたような状態に。注連縄が掛けられており、冬至にはちょうどこの窓から見える地平線から朝日が昇ると人気のスポットに。いつの頃からこういった様子になったのかは不明なものの、古来より神聖な地として考えられていたのかもしれません。
おすすめ度:
おすすめ度: