春日神社 (河合町長楽) 参拝記録 (天地悠久さん)
河合町の北東部に広がる平地部の南部、「長楽(ちょうらく)」という古い集落内に鎮座。「不毛田川」西岸に位置し、その少し先には「曽我川」も。いずれも500mほど先で「大和川」に合流、そこは大和盆地内のほとんどの河川が一気に合流する地。太古より人々が生活を始めていたようです。また巨大な大塚山古墳を中心とした、計8基からなる大塚山古墳群が見られます。当社創建由緒等については資料が見当たらず不明。こんもりとした樹叢に覆われた境内は古墳のようにも見受けられますが、高まりはわずかに見られるのみ。社前から東側にかけては「長楽遺跡」。縄文から古墳時代、また奈良時代や中世以降にかけての遺物が出土しています。うち埴輪片が社前にて発見されています。河合町教育委員会は大塚山古墳群が、かつては周囲にも多くの古墳が存在したであろうとし。当社地も古墳であった可能性を指摘しています。
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