(年末のSDカード紛失により写真消失、写真は自身ブログよりダウンロード) 古代幹線道路｢横大路｣と｢下ツ道｣が交差する要衝として古くから栄えた｢八木｣。中世には早くも｢町｣を形成、近世には｢横大路｣は｢伊勢街道｣として参詣客の旅籠として大いに栄えた地。現在は奈良県中南和地区最大の市街地に。その一角に江戸風情を残す｢北八木町｣があり、当社が鎮座。創建時期は不明。寛文五年(1665年)の石灯籠銘が遡られる最古のもの。往時は大いに栄えた社であろうことが境内の様子から窺い知れます。残念ながら外部資本の企業ばかりが建ち並ぶ市街地、当社への奉斎は薄いようです。この境内の趣ある寂れ具合が適したのか、河瀬直美氏の｢朱花の月｣の映画ロケ地となったようです。

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