｢田中の森｣と称され、和歌などにも記される社。｢玉葉集｣には｢山きはの 田中のもりに 注連はえて 今日里人は 神まつるなり｣と。また神楽歌の｢小前張｣の｢うゑつき｣(殖槻または埴舂、植槻八幡神社に関連すると思われる)に見える｢うゑつきや 田中の森や もりやてふ かさのあぢが原に｣というものも。創建は第56代清和天皇の御宇とされ、当時は｢田中社｣という社名で通称｢甲斐明神｣であったとか。

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