岡田鴨神社 参拝記録 (天地悠久さん)
鴨神が八咫烏として神倭磐余彦の大和入りを案内、神武天皇に即位後は葛城の峰に鎮まりました。ついで山城国相楽郡を経て葛野郡(現在の下鴨神社)に鎮まると山城国風土記(713年)にあります。それがこの岡田の地とされます。当地は元明天皇の岡田離宮跡だったようで、廃れていたため天満宮を建てたとされています。一方岡田鴨神社は当地の西200mほどのところにあったものが洪水で流失、この天満宮に合祀されたという経緯。当地に移住したのは5世紀中頃(雄略朝)、葛野郡へ移住したのは5世紀後半頃、わずか一代程度の期間。小さな集落にひっそりと佇む古社で、式内大社の面影は無し。下鴨社とは比較しようもありませんが、鴨族の変遷を見て取れる貴重な社です。
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