榊神社 参拝記録 (天地悠久さん)
鈴鹿山脈の東麓、平地の「菰野町榊」集落内に鎮座。「朝明川」と支流の「杉谷川」に挟まれた肥沃な地に位置します。三重県神社庁は社伝によるととして、「弘治年中(1555年)に神明社を勧請したことに始まるといわれている。その場所は、馬場と称し千種常陸介忠田軍馬調練のため馬場を設けた所以に基づくとされている。その後元亀・大正(1570~1573年)頃誉田八幡社と熊野社を相殿の神として祀った」としています。どうやら神明社(国常立尊)、相殿に誉田八幡社(応神天皇)と熊野社(建速須佐之男命)ということだったかと。残り三柱の勧請経緯は不明。明治には氏子減少に伴い存続困難なことから、北1.5kmほどに鎮座する多比鹿神社に合祀。昭和に入り遷座復社されたようです。
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